お知らせ・新着情報

【ケアハウス遠足】秋晴れの下、「宝山湖」へ!

今日は、ケアハウスの遠足、昨日とは打って変わって、曇り空の天気予報、心配していましたが、予想が外れて、絶好とは行かないまでも、遠足日和、皆さん久しぶりの秋晴れの下手足を伸ばして開放感を満喫しました。

「こなんええ天気で、時候も申し分なしや、長生きした甲斐がアラ」と口々に日頃の健康に感謝した遠足でした。

総勢16名、ケアハウスを10時過ぎ、マイクロバスで元気に出発、途中麻にある良心市によって、みかん、かき、くりと秋の便りを袋に詰めてもらい目的地に車を進めました。

目的地は「宝山湖」。出来上がって丸1年を迎えようとしています。
私も初めて行く所で、是非いっぺん行ってみたいと思っていた場所です。
見た最初の印象はどうですか、国市池より多少大きいぐらい、満水池よりどうか、というぐらいで威容な感じはありませんでした。
こんなもんかなあと思いましたが、実際のところは国市池より3.5倍の容積がありました。
宝山湖は満水で300万トンあるそうです。
香川で使う水の七日分だそうです。隣に座っていたお年寄りが教えてくれました。

20091015180647846_1

20091015180647846_2

早明浦ダムがひやがって、工業用水、農業用水の融通を利かして、電源開発の水を辛抱してもらって、それでもにっちもさっちもいかないときには、この水を活用すれば一ヶ月ぐらいは持つとして、まあかなり効果を発揮しそうです。

ちょうど正面に真鍋知事揮毫の碑がありましたので、そこで恐れながら記念撮影をしました。

20091015180647846_3

正面に向かっての通路両側にはベンチが置いてあって、そのベンチを使わせてもらい、弁当を広げさせていただきました。
宝山湖がいかに素晴らしくても、一番の楽しみはお弁当です。
一年分のご馳走を詰めたかと思えるほど立派なお弁当で、青空の下皆さんで談笑しながらおいしくいただきました。

20091015180647846_4

秋とおいしい財田の香りとご馳走を満喫した一行は宝山湖を後にしました。
帰りには、またショッピングを楽しみ、午後2時少し前に到着しました。

遠足しようか、バスハイクしようかという人達です。当然ですがやっぱり元気です。
私は、少々のお酒も手伝ってさらにお日様に酔った感じですが、みなさんけろっとしています。
みなさん口々に「元気なおかげや、身体が動かんやってみい、外へも出ていけん、こなに幸せなことはない、健康が一番や」。

(園長)

最後に、入居者の方から感想を頂きましたので、ご紹介いたします。

秋の遠足

良い天気に恵まれ私たち16名は、元気よくケアハウスを出発しました。

今年は園長さんが参加され車の中はとてもにぎやかでした。

車内より見る景色はすっかり秋らしくなり、たわわに稔った稲刈りをするコンバインの音が響いていました。最初は麻の良心市へ行き、楽しくショッピングをしました。

もと来た道を帰り、二ノ宮の大水上神社から神田を通り宝山湖へ到着です。

「うわー!すいぶん広いなぁ。水もよくたまっているし、大変だっただろうなぁ」と皆は驚いていました。周りは緑地、この大きな調整池をよく作ったものだと思いました。三百万立方メートル貯水、平成21年3月に全てが完成したそうです。

香川県は全国一の日照り県、昔の人たちは米が取れず雑食していたこと、幼い頃、一日もひもじい思いをさせなかった親の苦労がよく分かりました。

水は青く澄み、時々吹き付けてくる風にさざなみがゆれ、鳥たちの鳴き声が時々聞こえるだけの別大地、私たちはここのベンチに座っておいしいお弁当を食べました。今日ここに来られた幸せをかみ締めました。食べる幸せ、みんなと楽しくおしゃべりできる幸せは老人になるほど何ものにも変えられません。

「このまま帰りたくない。」という気持ちが通じたのか、マックスバリューへ連れて行ってくれました。帰りは何となく風船がしぼんだような気持ちになったのか、もっといたいという気持ちになったのかも分かりません。

心から感謝いたします。

 県民の のどを潤す宝山湖  清き水面の愛しかりけり