今年も詫間中学校生徒会から車椅子のプレゼント
今年も詫中生徒会から、アルミ号車椅子3台の寄贈をいただきました。
昭和63年からいただいておりまして、今年で65台になります。本当にありがたいことです。
生徒会の皆さんからいただけるということは、たくま荘が住民の皆さんの施設であると認めていただいている、証ではないかと思います。
これは、非常に重要なことでありまして、私たちが仕事をしていく上で、くれぐれも忘れてはならないことです。
住民のたくま荘に対する期待、信頼を裏切ることがないよう、しっかりお年寄りの介護をしていかなければなりません。
2000年4月に介護保険が導入されて、会社も介護保険事業をできるようになりました。
たくま荘のような社会福祉法人は、公益を目的としていますが、会社は利潤の追求が目的です。
もちろん、だからと言って会社は利潤のために利用者へのサービスがおろそかになっているかと言えば、そうではなくむしろ利潤を上げるためには、私たちより以上に利用者へのサービスの提供はきめ細かく充実したものかもしれません。利用者に逃げられると元も子もなくなるからです。
いずれにしろ、ここに来て社会福祉法人の目的、役割がぼんやり、わかりにくいものになっているようなことになっているのではないか。
やっていることは介護保険事業でほとんど同じことです。
ここで改めて、社会福祉法人たくま荘としての役割を確認させてくれるのが、詫間中学校からの車椅子のプレゼントです。
生徒さんに後ろには保護者の方がおられます。保護者の方の後ろには家庭があります。
地域は家庭の集まりです。
つまりはプレゼントをいただくということは地域の多くの方に支えられているということです。
この思いにしっかり応えていかなければなりません。
介護ほど人間の尊厳にかかわる仕事はありません。
介護は利用者の思いに寄り添っていくことです。
この介護サービスの質をもっともっと高めていけるように、たくま荘が地域の介護サービスをリードしていきます。
また、地域福祉の向上・発展に、たくま荘の果たす役割、たくま荘に対する地域の期待は非常に大きなものがありますのでこれにもきっちりこたえていけるようにがんばります。
地域とたくま荘の絆になっていただけるのは詫中生徒会の皆さんです、これからもよろしくお願いします。
車椅子のプレゼントありがとうございました。